テラヘルツのウサギにおける眼刺激性試験
株式会社 薬物安全性試験センター・吉見研究所
要約
テラヘルツの眼刺激性について検討した。
試験動物として日本白色種ウサギの雌を用い、非洗眼群3匹を設けた。
被験物質は液体であり、原液を投与試料とした。
投与試料0.l mLを右下眼瞼嚢に投与し、上下まぶたを合わせてよく接触させそのまま放置した。刺激性反応の観察は投与1、3、6、24、48、72および96時間にDrあdraizeの判定基準に基づいて行った。
その結果、いずれの観察時においても刺激性反応はみられず、急性眼刺激指数の最大(I.A.0.I.)は0であつた。試験期間中、一般状態に異常はみられず、体重も順調な増加量を示した。
以上の結果より、本被験物質の眼刺激評価区分は無刺激(クラス0)であった。
以上の結果より、本被験物質の皮膚刺激評価区分は、無刺激物であった。
試験結果および結論
1.眼所見
刺激性評点の集計を表1、個体別を表2に示した。また、投与1時間後の反応を写真1に示した。
いずれの観察時においても刺激性反応はみられず、I.A.0.I.は0であつた。
2.体重および一般状態
試験結果を表3に示した。
観察期間中の一般状態に異常はみられず、体重も順調な増加がみられた。
考察および結論
試験動物として日本白色種ウサギの雌を用い、非洗眼群3匹を設けた。
被験物質は液体であり、原液を投与試料とした。
投与試料0.l mLを右下眼瞼嚢に投与し、刺激性反応の観察は投与1、3、6、24、48、72および96時間にDraizeの判定基準に基づいて行つた。
その結果、いずれの観察時においても刺激`性反応はみられず、I.A.0.I.は0であつた。試験期間中、一般状態に異常はみられず、体重も順調な増加量を示した。
以上の結果より、本被験物質の眼刺激評価区分は無刺激(クラス0)であらた。